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パソコン(IT機器)活用

視覚障害者向けのパソコンの設定があります。
  • 保有視機能に合わせて文字を拡大できます。
  • 黒地に白い文字の方が見やすいことがあります。
  • 白黒以外に背景と文字色を変えることができます。
  • 音声出力でパソコンが使えるようになります。
  • 施設やパソコンサークルで習うことができます。

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標準機能でできる拡大

1.5倍程度までは画面解像度を変えてできます。「アクセサリ」の「虫眼鏡」は画面上のポインタのある部分を拡大します。インターネット画面の拡大は、「Ctrl」「+」を、小さくするには「Ctrl」「−」を一緒に押します。マックではシステム環境のユニバーサルアクセスのズーム機能を「入」にして「Option」「Command」「 ^ 」を同時に押すと拡大、「 ^ 」の変わりに「−」を押せば縮小します。

標準機能でできる白黒反転

コントロールパネルにある「ユーザー補助機能のオプション」の「ハイコントラストを有効にする」機能の選択肢に白黒反転機能があります。また、「虫眼鏡」のオプションにも「色を反転させる機能」があります。マックでは、システム環境のユニバーサルアクセスで表示を「黒字に白」に切り替えることができます。単に「Option」「Command」「control」「8」の4つのキーを同時に押しても白黒反転します。

拡大ソフト

よく使われている拡大ソフトにズームテキストマグニファイアがあります。これは、画面全体または一部を拡大表示することができるソフトです。標準機能のものよりも最大拡大率が36倍と大きく、文字表示もぎざぎざにならずきれいです。さらに、画面スクロールの自動化や、マウスのポインタの色や大きさの変更、カーソルの強調など、さまざまな機能が付いています。高価ですが、日常生活用具として補助を受けられる場合があります。

画面読み上げソフト

画面の情報を音声で読み上げるためのソフトです。画面にあるボタン、メニュー、テキストデータなどの情報を音声に変換し、メール、インターネット、ビジネス用ソフトで作成されたファイル、PDFファイルなどを音声で読み上げることができるものがあります。さらにはその変換した情報を点字ピンディスプレイに表示できるものもあります。高価ですが、日常生活用具として補助を受けられる場合があります。

活字読み取りソフト

印刷された文書をスキャナで読み取り、読み取った文字をテキストデータに変換するためのソフトです。一般に使われるものもありますが、スキャナと一体化された視覚障害者専用の機器として販売されているものもあります。

点字ピンディスプレイ

8つのピンが並ぶディスプレイ装置です。パソコンに接続して、画面の情報、テキストデータ、点字データをこのピンに逐次表示します。出力のみのものと、パソコンの入出力を兼ね、B5サイズの軽量な点字電子手帳になるものとがあります。高価ですが、図形情報を点図としてリアルタイムで表示できる32ドット×48ドットのディスプレイをもつものも販売されています。

パソコンボランティア

視覚障害者の自立支援を目的として、パソコンの設定や使用訓練、情報提供、各種相談などに応じているボランティアの団体が多数存在しています。インターネットを通じても情報を得ることができます。

視覚障害者がPC使用に必要な道具と費用

視覚障害のある人がパソコンを使用する場合、健常者が一般に使用するパソコンとソフトウェアの他に、視覚障害者用に開発されたソフトウェアが必要です。また、保有視機能の状態によって、画面拡大ソフトや画面読み上げソフトを使って操作することもできます。画面読み上げソフトは4万円弱〜15万円、画面拡大ソフトは4万円代〜6万円強です(平成24年春現在)。今日では多くの自治体でソフトウェアや周辺機器購入のための補助を行っています。