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日常生活訓練

  • 日常生活訓練は、日常生活での身動きをよくする訓練です。
  • 日常生活に便利な視覚障害者用の道具があります。これらの道具は使用訓練が必要です。
  • 食事、着替え、トイレやお風呂、身だしなみ、電話、文房具、調理器具、新聞や本を読むCDなどの使い方を習いましょう。

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視覚障害者自立訓練(機能訓練、生活訓練)

障害者自立支援法に定められたサービスの一つです。自立した日常生活や社会生活を送れるように身体機能や生活能力を向上させることを目的として行う訓練です。その内容は、点字、歩行、保有視力を活用する訓練、家事の訓練、福祉用具および情報器機を使用する訓練等です。主たる利用者が、視覚障害者である障害者支援施設でそれぞれの自立計画に従って訓練を行います。

録音図書・デイジー図書

本を耳で聴く方法があります。音訳された図書は点字図書館等で借りることができます。デイジーは音声をデジタル情報に変換したもので、貸し出しはCD-ROMの形で行われます。かさばらず、損傷しにくく、検索が容易なため、新しい録音図書はテープからデイジーに変わりつつあります。デイジー図書を再生するためには、再生器が必要です。これらの器機は、日常生活用具の給付対象に該当することがあります。

携帯電話

携帯電話は、視覚に障害を持つ人にとって非常に役立つ道具です。機種によっては、大きな文字に設定できたり、少ない操作で通話ができます。音声読み上げ機能を使って誰から着信があったかを知ったり、メールを送受信することもできます。拡大鏡や音声時計、ICレコーダーの代わりに使うこともできます。音声操作やGPS機能など、今後役立つ機能が充実してきそうです。身体障害者手帳があると料金の割引サービスが利用できます。

視覚障害がある人の身だしなみ

眼を使わずに身だしなみを整えるには、さまざまな工夫があります。服を前後ろ逆に着ないように、形状やタグの位置を触って確認します。髪をとかすときはあらかじめ肩にショールをかけて服に毛が付かないようにします。食後は必ず口の周りを拭きます。爪を切る場合、深爪にならないように切るのではなく爪ヤスリを使います。ロービジョンの方がお化粧する際は、大きく映し出す鏡を使ったり、拡大読書器を使うこともあります。

生活便利グッズ

日常生活動作を行う際に役立つ道具です。例えば、紙幣によって長さが違うことを利用した紙幣弁別板、一押しで一定量のみ出る調味料入れ、押したボタンが音声で読み上げられる音声電卓など、視覚に障害があっても動作が確実に行えるように作られています。これらは視覚障害者用の生活用具を扱っている店で販売しています。また身近な生活用具である輪ゴムや洗濯バサミは、物を区別する印を付ける場合などに役立ちます。